2021-05-12 第204回国会 参議院 資源エネルギーに関する調査会 第6号
直近でも、新型コロナ禍によりまして、重要物資のサプライチェーン途絶リスクというものが顕在化をいたしました。予期せぬ危機に対してこうしたリスクを解消するため、レアアースの使用を極力減らすこと、若しくは使用しない技術を開発することによってサプライチェーンの強靱化に取り組んでいるところです。 さらに、緊急時の対策について、三十三ページを御覧ください。
直近でも、新型コロナ禍によりまして、重要物資のサプライチェーン途絶リスクというものが顕在化をいたしました。予期せぬ危機に対してこうしたリスクを解消するため、レアアースの使用を極力減らすこと、若しくは使用しない技術を開発することによってサプライチェーンの強靱化に取り組んでいるところです。 さらに、緊急時の対策について、三十三ページを御覧ください。
また、その多くを中国に依存するレアアースについては、過去、輸出が止まるレアアースショックが発生するなど、常に供給途絶リスクをはらんでいます。
委員御指摘のように、海外からの供給が途絶するリスクが顕在したわけでありますが、こうした状況を受けまして、経済産業省といたしましては、マスクや医療用手袋等の医療物資のほか人工呼吸器等の医療機器につきましても、供給途絶リスクを解消するために、補助金により国内生産体制の構築を支援してきたところでございます。
具体的には、半導体、車載用電池など、生産拠点の集中度が高く、サプライチェーン途絶リスクによるリスクが大きい重要な製品、部素材について五千億円を超える規模の予算を確保して、設備投資の支援を実施をしてきているところであります。
こうした状況を受けまして、経済産業省といたしましては、人工呼吸器や検査機器等について、供給途絶リスクを解消するため、補助金によりまして国内生産体制の構築を支援してまいりました。
具体的なその調達方法につきましては、昨年五月頃では、緊急の必要性により国が事業者と個別交渉をして行う随意契約、先ほど先生御指摘の、昨年十二月、直近の募集方法でございますけれども、これは、輸出途絶リスクを回避する観点から全て国産という形で公募を行ったところでございます。
そうした中で、生産拠点の集中度が高い製品、部素材につきまして、生産拠点の供給途絶リスクを可能な限り低くしておく必要がございます。 このため、日本国内の生産拠点の整備への支援でありますとか、あるいはASEAN諸国への複線化などを支援いたしますため、第一次補正予算で二千四百三十五億円を措置させていただいたところでございます。
こうした中で、国民の皆様が健康な生活を営む上で重要な製品等につきましては、マスクや医薬品、医療機器等も含めまして、生産拠点の供給途絶リスクを可能な限り低くしておく必要がございます。 このため、日本国内の生産拠点の整備への支援といたしまして、第一次補正予算で二千二百億円の補助金を措置させていただいたところでございます。
石油のほとんどを海外輸入に依存している我が国にとりまして、石油の供給途絶リスクに備えることが必要でございます。現在、新型コロナウイルスの世界的な感染拡大による経済活動の停滞によりまして原油価格が低迷していると認識してございますが、現在の石油備蓄量は国内消費量の二百日分を超える十分な量を確保していることから、今のところ石油備蓄の方針を大きく変更する必要はないと、このように考えてございます。
先ほど御答弁申し上げましたとおり、企業の生産活動におきまして、集中生産による経済性、効率性を高めることと、内在する供給途絶リスクへの対応、これを適切にバランスをするといったことが重要だといったことが今回のコロナ危機を通じて改めて認識をされたと思ってございますので、したがいまして、こういう中で、これは中国にかかわらず、生産拠点の集中度が高いという状況を解消するといったことがサプライチェーンの脆弱性を克服
がかけられたわけでございますけれども、例えばある国の工場で自動車部品の生産がとまって、これによってその部品がなければ生産ができない日本国内の自動車の完成車の工場のラインが一時とまったりとか、あるいはEUから世界の医療関係物資の供給が途絶したりとか、あるいは旅客便、これが減便になったことによりまして航空輸送の供給能力も減少して、そういった国境を越える物流に制約が生じたり、こういった形で生産、物流面でのボトルネックによって供給途絶リスク
先ほどから広瀬局長の方からも御説明していますように、強靱な経済構造の構築に向けまして、サプライチェーン改革は喫緊の課題でございまして、生産拠点の集中度が高い製品、部素材の供給途絶リスクを解消する必要があると考えるところでございます。
生産拠点の集中度が高い製品、部素材につきまして、生産拠点の供給途絶リスクを解消する必要がある、このように考えてございます。 このため、生産拠点の集中度が高い製品、部素材につきまして、日本国内の生産拠点の整備への支援や、あるいはASEAN諸国への複線化などを支援することといたしまして、さきの補正予算に二千四百三十五億円を計上させていただいたところでございます。
また、その燃料について、海外依存度が高い我が国には常に供給途絶リスクが伴うため、供給源の多様化を進めていく必要があります。 その上で、原子力について申し上げれば、低炭素で安定した発電が可能、また、数年にわたって国内に保有している燃料だけで発電が維持可能な準国産エネルギーであるといった特徴があり、安全を確保した上で活用していくべきだと私は考えます。
企業としても将来の調達予定数量が確約をされ、人員、設備の計画的な活用ができるなど予見可能性が高まるために、装備品等の製造に係る企業の撤退を抑制する効果が期待でき、長期契約を締結する前後における下請企業の撤退数は実際に抑制されていることを確認しているということを書いてございまして、また、「長期計画の実施状況」につきましても、調達が確定をされることによりまして、製造企業等におきましては、部品等の供給の途絶リスク
さらに、長期契約の実施状況について申し上げますと、長期契約は、従来の契約に比べ長期にわたり装備品等の調達が確定することで、部品供給の途絶リスクなどを回避でき、計画的な防衛力整備に資するものであり、既に契約している七件の事業については契約に従い予定どおり実施されているところでございます。
そして、まず我が国の排他的経済水域内で、沖縄近辺で銅、亜鉛などを含む海底熱水鉱床やレアアースなどの存在が確認されておりまして、生産が可能になればまさに供給途絶リスクのない安定的な資源になり得ると考えられます。 そして、まず一番最初に確認をされましたのは伊是名海穴でありまして、平成二十四年度までに確認された資源量が三百四十万トン。
委員御指摘のとおり、二〇一〇年の中国政府によるレアアースに対する輸出枠の大幅削減や、一時的な日本に対する輸出検査の厳格化が行われたことによりまして、我が国産業界はレアアースの供給途絶リスクにさらされました。 これに対して、産業界としては、レアアースの代替技術開発、使用量削減、リサイクル、そして、中国以外の国におけるレアアースプロジェクトへの参画を行いました。
具体的には、相手国の政策変更によりまして、ロシアは例えば平和協定を結んでいない相手国でございますけれども、何らかの政策変更が起きました際に供給が途絶えてしまう途絶リスクですとか、大規模停電の影響が直接伝播してくる安定供給上の問題ですとか、費用対効果、コスト負担主体のすみ分けの問題ですとか、あるいは法制面で、我が国国内におきまして現行の電気事業法では現状海外からの電力輸入を想定しておりませんで、こうした
そこで、お伺いをしたいんですけれども、こうした状況を踏まえて、総合エネルギー調査会鉱業分科会でレアメタル対策部会、ここで、いわゆるレアメタルの安定供給対策として、中長期的な観点からリサイクルの推進や代替材料の開発を掲げ、短期的な供給途絶リスクに備えてレアメタルの備蓄を行うべきだというようなことを提言をされているというふうに伺っていますが、実際にこのリサイクルの推進、あるいは代替の材料開発への取組、また
東アジア地域、とりわけ中国、インドでは、急激な経済成長に伴いエネルギー需要が大幅に増加しており、この地域の経済規模やその成長度を踏まえれば、将来の供給途絶リスクに備え、石油備蓄を東アジアにおいて整備することは、地域のエネルギー市場の安定化の観点から極めて重要であると考えております。
この第二条第一項でありますけれども、これはよく読みますと、要は、海外で何か起こったとき、どこか一地域のみ、中東なら中東からのエネルギー供給だけに頼っていると、中東で何かあったときに非常に不安定なので、そういうエネルギー途絶リスクの軽減を図るべしということを、端的に言えば定めているように読めるわけでありますけれども、そういう理解でよろしいんでしょうか。
○甘利議員 本法案第二条の「安定供給の確保」というのは、御指摘のようなエネルギー途絶リスクの軽減とともに、エネルギーの供給削減であるとか価格の高騰等、量とか価格等、エネルギーの安定供給全体にかかわるリスクを軽減をする、我が国の脆弱なエネルギー供給構造を克服するということであると考えられます。